体への負担なく妊娠しやすい体をつくる「栄養療法」

治療レベルの栄養補給で、卵巣機能を上げ妊娠力をアップ

60項目の詳細な生化学検査で体内の機能をチェックして、不足した栄養を治療レベルで補給することでカラダ全体の機能を上げる治療です。妊娠しやすい食生活の指導にも、定評があります。石油化学製品を使っていない安全なサプリメントのため、副作用の心配がありません。

栄養療法

質のいい卵子を育て、妊娠しやすい体づくりをサポートします

栄養療法は「分子整合栄養療法」とも呼ばれ、ノーベル賞を授賞した科学者ライナス・ポーリング博士などによって開発された治療法です。
通常の血液検査よりさらに詳しい解析を行うことで、細胞レベルでビタミン・ミネラルなどの栄養バランスをチェックします。1人1人の体に必要な栄養素をサプリメントや食事などで補給することで体の免疫力を高めます。
現代人の体は不規則な生活や偏食などで栄養バランスが乱れていることが多く、さまざまな病気を引き起こしていることがわかっています。栄養療法はそんな乱れた体内環境を整え、原因不明不妊や加齢による不妊などに効果があると大きな注目を浴びています。

こんなケースの不妊に効果的・機能性不妊(=原因不明不妊)
・男性不妊妊娠
・出産に備えて体質改善
・FSHの数値が高い
・体外受精など高度生殖治療の副作用
・一般治療と並行して治療期間を短縮したい
平均治療費用・1ヶ月あたり約5万円~
※症状によって費用が違います。

栄養療法の前に行う検査

採血・尿検査を含む60項目以上の検査

栄養療法の流れ

検査を受診してデータを解析
初診時に生化学検査を受け、細胞レベルで栄養バランスなど体の状態を解析します。検査は尿検査と血液検査の60項目です。一般検査より詳細な検査項目を設け、体内環境を詳しくチェックします。

診察
検査の結果を受けて、治療プランを医師と相談します。妊娠・出産までには十分な栄養素が必要で、1人1人の栄養バランスに合わせてサプリメントの補給や食事療法が行われます。

治療を3ヶ月~半年ほど継続
栄養療法は3ヶ月~半年が治療の目安です。

栄養療法の効果

妊娠に必要な栄養素を補給する
鉄分、亜鉛、葉酸、ビタミンB群など、栄養素の中でも特に妊娠・出産に必要な栄養素を補給することで、体を整え、老化した卵子をアンチェイジングする効果があります。

葉酸についての詳細はこちら>>

子どもの先天奇形・発育不良の予防
母体の栄養素が足りないと、生まれてきた子どもに先天奇形や発育不良が起きやすいという調査結果があります。葉酸や鉄分など、特に胎児の成長に必要な栄養素を補給します。

卵巣・子宮機能をアップさせる
妊娠するため必要な卵巣・子宮機能をアップさせて、ホルモンバランスを整え、質のいい卵子を作ります。子宮内膜症や子宮頸管粘液の分泌不足なども改善します。

顕微授精のちびQ&A

治療期間はどのくらいかかりますか?
栄養療法の治療期間は3ヶ月~半年が目安となります。

どのようなサプリメントを使うのですか?
栄養療法では市販のものと違い、厳しいGMP基準をクリアした工場で作られた「ドクターサプリ」と呼ばれる高濃度・高純度の治療用サプリメントを使っています。

妊娠率はどれくらいですか?
体の状態など個人差が大きく、統計データはありませんが、卵子のサイズが大きくなったなど改善したという声が多いです。

体外受精など他の治療と併用しても大丈夫ですか?
栄養療法で使われるサプリメントは栄養補助食品で、一般的な不妊治療と併用して行えますが、サプリメントに関しても専門の医者と相談したほうがいいです。

男性不妊にも効果がありますか?
栄養療法では亜鉛やタンパク質など、精子の発育や精子を作り出す精巣機能を向上させる栄養素を補給することで、男性不妊に効果があるといわれています。